緊急事態宣言!
以前、当ブログにてコロナによる休講の話題について綴りましたが、授業再開後は春期講習などもあり、忙しいながらも充実した日々を過ごしておりました。
しかし、2020年4月7日、とうとう緊急事態宣言が発出されてしまい、学習塾業界は再び先の見えない長い休講へと入っていきました。
私自身、以前の休講の際はここまで事態が悪化するとは考えておりませんでした。
現段階では、来年度の入試が行われるかも危うい状況ですし、たとえ入試が行われたとしても、受験生にとってはかなり厳しい状態で入試本番を迎えてしまう事になるでしょう。
現在、私の塾では映像授業で対応しておりますが、生徒の立場でライブ授業と映像授業の両方を経験した事のある私から言わせてもらうならば、「空気」が全く異なると思います。
相手はまして小学生!
先生に見られているという緊張感の中で授業を受けるのと、話を聞いていなくても一方的に授業が進んでいく映像授業の差は何倍も違うと思います。(実際、私は映像授業を見ながら眠ってしまった事がありました。)
そんな中で、普段のライブ授業並みの緊張感を持って映像授業を受ける事の出来る受験生が果たしてどれくらいいるのでしょうか?
この空白期間を如何に密度の濃い時間に出来るかが2021年度の中学入試の合否を左右すると言っても過言ではありません。
こんな時、我々塾講師に一体何が出来るのか?
専任講師の方々は動画の撮影や生徒の課題チェックなどで出勤されていますが、私の様な非正規雇用の時間講師は自宅待機を余儀無くされ、生徒達の為に何もしてやる事が出来ません。
今は一日も早い授業再開を願うばかりですが、あまりにも長期の休講になってしまうと、我々講師の授業勘にも影響しかねないですし、今まで構築してきた生徒達との信頼関係もまた築き直さなければなりません。
一日も早く当たり前に授業の出来る環境が戻ってきて欲しいものです。